「HIPHOP」それはいつ?どこで?誰か?使い始めた言葉なのかは明確ではない。
だがしかし、それが使われ、広まり始めたのは1970年代の事である。
【RAP】【DJ】【DANCE(BREAKIN')】【GRAFFITI】の4大要素から成り立つHIPHOPは、
音楽ジャンルではなくブラックカルチャー、黒人達が作り出した文化そのものなのである。
犯罪等多数発生することで一番恐れられていたNYブロンクス地区最南端。
「HIPHOP」は、その最南端のサウスブロンクスという街で生まれた文化で、当時のスラム街のストリートで生まれ流行した。
当時のHIPHOPは、誰かをディスしたり、性的なネタではなく”楽しさ”を重視していた。
HIPHOPが流行り出したきっかけの一つは、1987頃にRUN DMCが、ロックとHIPHOPを混ぜ合わせたトラックで、ラップを歌ったのが始まり。
その時は周りから弾かれていたが、エアロスミスと一緒に歌を作った事から、人気が爆発し、ラップが徐々に世界的に広まっていった。
後にMCハマーなど個性あるラッパーが増えていき、今のラップ人気の秘密である。
ブレイクダンスをする人の格好を人々が真似て、ダボッとした服を着る人が増えていった。このような格好をする人の事、ブレイクダンスをやる人のことを、B-Boy、B-Geriと呼ぶようになった。今ではHIPHOPをやってる人のことを言う方が多くなっている。
ネタ使いとカバーの違い