GRAFFITIとは、イタリア語で落書きを意味する『Graffito(グラフィト)』の複数形。
しかし、ここでひとつ言っておきたいのは「GRAFFITI→EAROSOL ART/WRITER/WRITING」ということだ。
本来これはGRAFFITIとは言わない、と偉大なライターの一人、"PHASE2"は言う。
「まず、EAROSOLをGRAFFITIと言わないでほしい。
本当にこの文化の事をわかっている人間はEAROSOLをGRAFFITIとは絶対言わない。
GRAFFITIとは一体何を表すのだ?GRAFFITIという言い方は間違っている。だいたい、最初から我々が自身を"Writer"と呼び、自身が描くことを”Writing”と呼んでいた。」すでに街中で見た事のある方も多いだろうが、これはは壁にスプレーで字や絵を描いたりする一種の「芸術」=「ART」みたいなものであり、1930年代にその原型が現れ、60年代後半、フィラデルフィアのペンシルバニアから外に広まって行く。
最初に出てきたのはCORNBREADとCOOL EARLという人物だった。
そして 1970年代に"TAG"と呼ばれる自分自身の名前を描く行為が広まった。